フキ Petasites japonicus var. japonicus

2023.3.1 更新

フキ

分類
キク科 フキ属
植生環境
里 山地
開花時期
2-5月 草地
地域
東北以南
特記
 -
特徴
フキノトウでお馴染み、春の山菜です。雌雄別株。
葉は花が終わってから芽吹き、15-30cmの腎円形で縁に細かな鋸歯があり、柄は60cmで盾状に付きます。
頭花は雄株は丈7-26cmの花茎に密な散房状に付き、径7-10mm、両性の筒状花からなりますが不稔。雌株は丈30-70cmの花茎に円錐状に付き、径7-10mm、白い雌性の筒状花に両性花が混じります。いずれにも、多数の苞が付きます。
備考
エングラー : キク科
類似種
アキタブキ : 大型で葉は径1.5m、柄が1-2m。
撮影地
2012.4 長野県白馬村  他

フキ

雌性株。トップの写真は両全性株。 (2010.3 千葉市)


フキ

雌花序。 (2011.4 長野県茅野市)


フキ

両性花の花序。 (2023.3 千葉市)


フキ

葉は花後に花茎とは別に芽吹き、腎円形、径20-30cmほど。 葉柄はキャラブキなどの食材になります。 (2016.4 千葉市)


フキ

「ふきのとう」は花芽。 (2015.5 新潟県魚沼市)