ハヤチネウスユキソウ Leontopodium hayachinense


ハヤチネウスユキソウ

分類
キク科 ウスユキソウ属
植生環境
高山
開花時期
7月 蛇紋岩地
地域
早池峰山
特記
絶滅危惧1B類
特徴
一番人気のウスユキソウ。
丈は20cm前後、根生葉は倒披針形で花期にも残ります。茎葉は3-5cmの線状披針形で7-10枚あり、先が尖ります。表面の綿毛は少なく、白緑色、裏面は綿毛でまっ白。
頭花は茎頂に4-8個が密に付き、5-15枚ある苞葉を含めた径は4-6cm、総苞の径は7-9mm。苞葉には綿毛が厚く密にあってまっ白。
備考
エングラー : キク科
類似種
エゾウスユキソウ : 有花茎の葉は披針形で10-20個。
撮影地
2008.7 岩手県早池峰山

ハヤチネウスユキソウ

有花茎の葉は7-10個で線状倒披針形・・・写真は7つ。 (2008.7 岩手県早池峰山)


ハヤチネウスユキソウ

苞葉は5-15個で苞葉を含む花序全体の径は4-6cmと大きい。咲き始めで中央の頭花のみが咲いている状態。 (2008.7 岩手県早池峰山)


ハヤツネウスユキソウ

真ん中の頭花が先に咲き、中央が雄性小花、周辺部は雌性小花。遅れて周辺の頭花が咲の。全て雌性小花からなるそうだが・・・わかりにくい。 (2008.7 岩手県早池峰山)


ハヤチネウスユキソウ

有花茎の葉は広線形~線状倒披針形。 (2015.6 岩手県早池峰山)