ホソバニガナ Ixeridium beauverdianum


ホソバニガナ

分類
キク科 ニガナ属
植生環境
開花時期
5-6月 9-10月 湿性地 池のまわり
地域
関東以西
特記
絶滅危惧1B類
特徴
丈は15-65cm、根生葉は5-12cmの線状披針形、茎葉はふつう3枚で線状楕円形~線状披針形、茎は抱きません。
頭花は茎頂にややまばらに付き、ニガナに比してやや小さく、舌状花はふつう6個、総苞は4mmでニガナより少し短く、総苞片は2列で外片は小さい。冠毛は汚白色。
備考
エングラー : キク科
類似種
ニガナ : 根生葉は広楕円形~倒卵状長楕円形で切れ込みがあり、茎葉は茎を抱く。
撮影地
2015.5 栃木県

ホソバニガナ

水際で見られるものが典型とされるようです。茎葉はふつう3つですが、最上部のものは非常に小さいかないものも多かった。 (2015.5 栃木県)


ホソバニガナ

舌状花はふつう6個。総苞はニガナに比して少し短い。総苞片2列。外片はとても小さい。 (2015.5 栃木県)


ホソバニガナ

茎葉は線状披針形~線状楕円形で、先は鋭く尖り、基部は茎を抱きません。典型的なものは基部は細まって歯牙がないようです。 (2015.5 栃木県)