ハマコンギク

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
ノコンギクの海岸型変異。
葉が肉厚で幅が広く、卵形~卵円形、鋸歯は鋭く欠刻状、先端は鈍形で光沢があります。茎も太くしっかりしています。
頭花は25mm、総苞は半球形で総苞片は3列。

 

2017.11.16 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 総苞
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • <参考>
  • <同・葉>

ハマコンギク-全体

海岸から山に上がる道沿いに群れていました。
(2017.11 静岡県下田市)

ハマコンギク-全体2

海岸近くのものは、丈が低く、多くは25-30cmほどでした。
(2017.11 静岡県下田市)

ハマコンギク-全体3

(2017.11 静岡県下田市)


ハマコンギク-花

花はノコンギクと変わらない。
(2010.10 千葉県館山市)

ハマコンギク-総苞

冠毛が横から覗いています。片は3列・・・のはずですが、4列のようにも・・・。
(2010.10 神奈川県三浦市)

ハマコンギク-葉

葉は卵形~卵円形、先は鈍頭、極端なものは円頭に近い。鋸歯も鈍く、
先はほとんど尖らない。厚みと光沢があります。(2017.11 静岡県下田市)

ハマコンギク-葉2

中間部付近の葉。
(2017.11 静岡県下田市)

ハマコンギク-葉3

上部の葉。写真は鋸歯の先
(2017.11 静岡県下田市)

ハマコンギク-葉4

葉裏。粗い毛があって、ややザラついていました。
(2017.11 静岡県下田市)

ハマコンギク-茎

茎はノコンギクより太く、葉腋間も狭い等、海岸性ならではの姿。
(2017.11 静岡県下田市)

ハマコンギク-参考

海岸から内陸へ、道沿いに本種が断続的に見られましたが、海岸から約200m付近のもの。丈は40-45cmほどと大きく、花付きも良く、葉も大きい。(2017.11 静岡県下田市)

ハマヒンギク-参考2

葉の厚みもやや薄くなりましたが、光沢と全体に丸っこい特徴は残っていました。
典型ではないですが、本種と思いました。(2017.11 静岡県下田市)