ヘラバヒメジョオン

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
ヒメジョオンによく似ますが、痩せて乾き気味の場所で見られます。
丈は30-100cm、茎は中部以下ではほとんど分枝せず、葉は小さくまばらで、ヘラ状倒披針形~線状倒披針形、全縁、頭花はヒメジョオンよりやや小さく1.5cm前後。
ふつうの ヒメジョオンの葉は卵形~倒披針形。

 

2023.6.5 更新
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ヘラバヒメジョオン-全体

葉が目立たず、中部以下では分枝せず、ひょろっとした感じのヒメジョオン。
(2023.5 千葉県東庄町)

ヘラバヒメジョオン-全体2

分枝していない。
(2015.6 青森県八戸市)

ヘラバヒメジョオン-全体3

(2017.7 青森県鰺ヶ沢町)


ヘラバヒメジョオン-花

花は秋に近づいて花が小さくなったヒメジョオンくらいの大きさ。
(2023.5 千葉県東庄町)

ヘラバヒメジョオン

総苞は皿形。
(2023.5 千葉県東庄町)

ヘラバヒメジョオン-葉

茎葉はヘラ形~線状倒披針形で全縁。細鋸歯があるように見えるが、縁毛。
(2023.5 千葉県東庄町)

ヘラバヒメジョオン-葉2

茎には稜が見られ、葉には短い毛が見られました。
葉の縁にはわずかに鋸歯が見られるものも・・・。(2015.6 青森県八戸市)

ヘラバヒメジョオン

A : ヒメジョオン B : 本種 頭花を比べてみると、僅かに本種が小さいことがわかる。
(2023.6 千葉県佐倉市)