(雑) ハマアザミ x ノアザミ
APG
科名索引
キク科
アザミ属
トウヒレン属
舌状花のみの属
学名対照表
Engler
科名索引
キク科
50音
ア行
カ行
サ行
タ・ナ行
ハ行
マ~ワ行
キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
学名
Cirsium maritimum x
C. japonicum
分類
アザミ属
開花時期
5-7月
地域
伊豆?
植生環境
海岸
草地
特記
(観察による記述)
全体は
ハマアザミ
に似ていますが、丈がやや大きい。葉も
ハマアザミ
に似て羽状中~深裂し、厚みがあって固く、光沢があり、鋭い刺が多数見られますが、基部は茎を抱きます。葉裏脈上や茎に白毛が密生します。
頭花は枝先に1~数個付き、
ノアザミ
に似て総苞は鐘形で片は8-9列、先端部のみ開出します。腺体はありますが、
ノアザミ
より小さい。花期も
ハマアザミ
より早く、初夏に咲く。
注:掲載のものは、ノアザミの変種・シオカゼノアザミ(裸名)とハマアザミの交雑と思われるもの
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2017.6.21 作成
全体
全体2
花
花2
葉
一見
ハマアザミ
のようですが、花期が早く、丈がやや大きいなど違和感を感じて
観察してみました。(2017.6 静岡県下田市)
葉も厚く、刺も鋭く長く、容易に触れなかった。
(2017.6 静岡県下田市)
頭花の基部に苞葉が複数あってなかなか総苞全体が見れませんでした。
(2017.6 静岡県下田市)
交雑と判断したカット。総苞片は
ハマアザミ
のように半ばから開出せず、
ノアザミ
同様先端のみ開出していました。腺体が見られるのも
ハマアザミ
と異なる。(2017.6 静岡県下田市)
葉の姿は
ハマアザミ
そっくりですが、葉の基部は茎を深く抱いているようでした。
茎や葉裏脈上に白毛が多いのは両者共通。(2017.6 静岡県下田市)