ゴボウ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
北地で栽培逸出したものが多く見られ、野生化したものはノラゴボウと呼ばれることがありますが、栽培されるゴボウと同じもの。
丈は2mにもなり、茎には微毛が密生します。下部の茎葉は三角状卵形で基部は心形、刺はなく、柄がありやや茎を抱きます。
頭花は径3-4cm、総苞は楕円状の球形で総苞片は長く針状に伸び、先端はカギ形の曲がります。

 

2020.6.24 更新
  • 全体
  • 花2
  • 葉2
  • 葉3
  • 茎2

ゴボウ-全体

付近に人家も畑もない、海岸の断崖に沿った小道の脇にありました。 青森では
よく栽培されているせいか、逸出もよく見かけます。(2015.7 青森県 旧・小泊村)

ゴボウ-花

花序は上部の葉腋に数個ずつ付いていました。
(2015.7 青森県 旧・小泊村)

ゴボウ-花2

頭花はアメリカオニアザミに似た印象。総苞片の先端は長く針状に伸び、
先端はカギ形に曲がります。(2015.7 青森県 旧・小泊村)

ゴボウ-葉

下部の葉は三角状の卵形で基部は心形、柄があります。刺はない。
(2015.7 青森県 旧・小泊村)

ゴボウ-葉2

上部の葉も同形ですが、基部はあまり心形にならないものが多く見られました。
(2015.7 青森県 旧・小泊村)

ゴボウ-葉3

葉裏。綿毛があって白い。
(2020.6 千葉市)

ゴボウ-茎

茎や葉柄には微毛に覆われています。葉の基部は茎を抱く。
上部の葉では抱き方はごく浅い。(2015.7 青森県 旧・小泊村)

ゴボウ-茎

下部では葉の基部は深く茎を抱く。
(2020.6 千葉市)