ハヤチネコウモリ
APG
科名索引
キク科
アザミ属
トウヒレン属
舌状花のみの属
学名対照表
Engler
科名索引
キク科
50音
ア行
カ行
サ行
タ・ナ行
ハ行
マ~ワ行
キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
学名
Parasenecio hayachinensis
分類
コウモリソウ属
開花時期
8-9月
地域
北上山地北部 (青森 岩手)
植生環境
山地 亜高山
草地 林縁
特記
丈は30-70cm(-100cm)。葉は
三角状ほこ形
で5浅裂し、先がやや長く尖り、横幅に比して
縦が長い
。柄には幅の広い翼があり、基部は
耳状にな張り出して広く茎を抱きます
。茎は葉腋ごとに稲妻形に曲がります。
頭花は
コウモリソウ
と同様に少なく、まばらな円錐花序に付き、
総苞片5-7個、小花は8-9個
。
早池峰山より北側の北上山地に多く、早池峰山も蛇紋岩帯を外れた北側斜面で多く見られます。
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2015.8.15 更新
全体
全体2
花
葉
葉2
参考
山頂付近のもの。花は少し早かった様です。花は少ない。
(2015.8 岩手県早池峰山)
早池峰山稜線のもの。
まだ花芽が上がっていない状態。全体の印象は、
イヌドウナ
の小型化個体という印象。
コウモリソウ
より葉は少し大きい感じ。(2015.6 岩手県早池峰山)
総苞片は6-7個ありそう。写真中央の片は2つがくっついてしまっている。小花は6-8個
ありました。これらは
イヌドウナ
や
コウモリソウ
ともクロスする。(2015.8 岩手県早池峰山)
葉は横に張りだして三角状の5浅裂、縦に比して横が長くならない傾向がありますが、
同程度のものも多いように感じました。(2015.8 岩手県早池峰山)
柄には翼があり、広く茎を抱きます。写真は水に濡れている。
(2015.8 岩手県早池峰山)
石灰岩帯にあったもの。
丈は1m以上になると思われ、葉も大きくて
イヌドウナ
とも思われました。上部は茎を抱いていないが、下部は抱いています。現時点では<参考>。(2015.6 岩手県岩泉町)