セイタカハハコグサ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
ハハコグサの母種ではないかとも言われる植物。
丈は60cmほど、全体に綿毛があって白っぽい。茎は基部で多数分枝し、それぞれ直立します。葉は狭卵形~倒狭倒卵形~線形で全縁、柄はなく、両面に綿毛が見られます。花期には根生葉は見られません。
頭花は茎頂で少し枝を分け、それぞれに10個程度の付けます。頭花は筒状花からなり、筒状花は黄色、総苞に綿毛は少ない

 

2023.3.31 更新
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セイタカハハコグサ-全体

花はチチコグサ、葉はハハコグサ・・・のようなイメージに近い。
(2017.5 千葉市)

セイタカハハコグサ-全体2

春に見られる姿。やや小型で基部で分枝して拡がっていますが、
春は多くは1本だけ茎を立ち上げて花を付けている。(2015.4 千葉県松戸市)

セイタカハハコグサ-全体3

上部ではは茎葉はややまばら。茎は柔らかく、頭花の撮影のために手で持ったり
したので少しクネクネしてしまった。(2015.4 千葉県松戸市)

セイタカハハコグサ-全体4

春から秋まで、途切れることなく見られるように思います。
(2020.7 千葉県富津市)

セイタカハハコグサ-全体5

近年、ふつうに見られる外来種になりつつあるように感じます。
(2020.7 千葉県富津市)

セイタカハハコグサ-花

上部で多少分枝してそれぞれ10個ほどの頭花を付けます。
(2015.4 千葉県松戸市)

セイタカハハコグサ-花2

総苞片は膜質、ハハコグサに比して綿毛は少ない。
頭花の筒状花は中央付近は両性花で周囲は雌性花。(2015.4 千葉県松戸市)

セイタカハハコグサ-花3

小花のうち雌性花は赤味を帯びるものが多い。
(2015.10 千葉市)

セイタカハハコグサ-花4

咲き始めの状態。ハハコグサは葉に包まれて総苞が見えにくいことが多いですが、
本種は上部の葉が細く、既に露出している。(2015.10 千葉市)

セイタカハハコグサ-葉

丈の割りに茎葉は小さくて少ない印象。両面に綿毛が密生。
(2015.4 千葉県松戸市)

セイタカハハコグサ-葉2

左:葉表 右:葉裏 葉表の綿毛は少ないようです。
(2015.10 千葉市)

セイタカハハコグサ-葉3

根生葉。ハハコグサとの区別は難しそう。
(2015.10 千葉市)

セイタカハハコグサ-葉4

茎は基部で分枝してはじめ地を匍うように拡がり、その後立ちあがる。
(2017.4 千葉県松戸市)

セイタカハハコグサ-茎

茎にもクモ毛が密生し白い。葉はやや茎を抱いていました。
(2015.4 千葉県松戸市)

以下の2点はこれまで本種として掲載してきましたが、疑義が生じたため、一度保留にさせて頂きますが、掲載は継続します。

ご注意の上ご覧ください。

 




セイタカハハコグサ-全体4

残土が運び込まれたところで見られたもので本種と考え春から観察していました。
これで1株。あまりに多くの茎を立ち上げている点が気になる。(2016.8 千葉市)

セイタカハハコグサ-全体5

これも1株。こんなものが沢山ある。
保留1よりは本種の印象があるが・・・。(2019.11 千葉市)