大樺沢二股前後はこのトリカブトが見られ、 草スベリ中程は
ホソバトリカブトでした。
両者の葉はほぼ同形で花柄で区別します。(2011.8 山梨県北岳)
八ヶ岳南部の沢沿いのもの。山麓や北八ヶ岳はよく似た
ツクバトリカブトが多いですが、
このあたりは本種。すぐ上から
ホソバトリカブトに変わりました。(2009.8 長野県八ヶ岳)
林縁などではこのような姿になります。大樺沢二股前後はこのトリカブトが見られ、
草スベリ中程は
ホソバトリカブトでした。(2013.9 山梨県北岳)
上部の葉は側裂片があまり深く裂けないことが多いようです。
(2015.8 山梨県北岳)
ボケた写真ですが、花糸の毛があるのがかろうじて判ります。
(2009.8 長野県八ヶ岳)
萼に微細な屈毛が見られました。
(2011.8 山梨県北岳)
自生するエリアが重なる
ホソバトリカブトと葉はとても良く似ており、これだけで区別は難しい。いずれも基部まで3深裂し、側裂片は更に2深裂、最終裂片は細い。同様にエリアが重なる
ツクバトリカブトは3全裂ですので、裂片の基部が微妙に違う。(2011.8 山梨県北岳)
八ヶ岳には、花柄が屈毛、葉も良く似た
ツクバトリカブトがあり、全裂か深裂かの
見極めは重要。中央裂片の基部で確認します。(2009.8 長野県八ヶ岳)