シナノキンバイ

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
ハクサンイチゲと並びアルプスのお花畑の代表花。
丈は20-80cm、葉は光沢があり、円心形で径4-13cmで3全裂し、側裂片は2深裂、更に中~深裂し、裂片には欠刻状の鋭い鋸歯があります。下部の葉には長柄があり、上部は短いかなく、裂け方も単純。
花は茎頂に1-2個付き、径3-4cm、花弁に見える萼は黄橙色で5-7枚、花弁は線形で濃い橙色で雄しべより短い

 

2022.2.28 更新
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シナノキンバイ-全体

高山になくてはならない花の1つ。
(2008.7 北ア・白馬岳)

シナノキンバイ

(2012.7 南ア・北岳)


シナノキンバイ-全体3

ミヤマキンポウゲに少し似ていますが、一番上の茎葉が披針形にならないことで
見分けられます。(2008.7 北ア・白馬岳)

シナノキンバイ-全体4

(2018.7 中ア・木曽駒ヶ岳)


シナノキンバイ-全体5

咲き始めの頃。花はやや緑がかった色。
(2006.8 北ア・白馬岳)

シナノキンバイ-花

花弁に見えるのは萼片で、5-7個。
(2006.8 北ア・白馬岳)

シナノキンバイ-花

濃いオレンジ色に見えるものが花弁です。
(2008.7 北ア・白馬岳)

シナノキンバイ-花3

花弁の見えるのは萼なので、裏面には何もない。
(2018.7 中ア・木曽駒ヶ岳)

シナノキンバイ-花4

咲き始めの状態。萼片ははじめから黄色ではなく、緑がかっています。
(2013.7 中ア・木曽駒ヶ岳)

シナノキンバイ-葉

根生葉や下部の茎葉には長柄があり、3全裂で側小葉は更に2深裂。
(2014.8 中ア・木曽駒ヶ岳)

シナノキンバイ-葉2

葉裏。
(2018.7 中ア・木曽駒ヶ岳)

シナノキンバイ-葉3

上部の茎葉は柄がないかごく短く、茎を抱きます。
3出複葉で側小葉は深く裂けないことが多い。(2014.7 中ア・木曽駒ヶ岳)

シナノキンバイ-葉4

最上部の茎葉には柄が見られませんでした。
(2008.7 北ア・白馬岳)

シナノキンバイ-群生

草すべりの上部はこの時期、本種の大お花畑です。
(2011.7 南ア・北岳)