シロカネソウ (ツルシロカネソウ)

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キンポウゲ科 Ranunculaceae
山地の落葉樹林内で見られることの多い花。
地中に匍枝を出して広がります。丈は10-20cm、根生葉は1枚で茎葉は1対付き、葉鞘は合着します。側小葉はしばしば2全裂、頂小葉は長い小葉柄があり、菱状卵形で欠刻状の鋸歯があり、先端はやや伸びます
花は径12-15mmほどで良く似たハコネシロカネソウより大きく綺麗です。花弁に見えるものは萼で倒卵形で5枚、時に紫条が入り、花弁は小さく黄色で柄のある杯状。

 

2019.6.7 更新
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シロカネソウ-全体2

落葉樹林内で咲いています。よく似たハコネシロカネソウは花柄が短く、
もう少し花が小さい。(2010.5 静岡県安倍峠)

シロカネソウ-全体2

(2019.6 山梨県三ツ峠山)


シロカネソウ-全体3

右下に見えているのは根生葉。
(2010.5 静岡県安倍峠)

シロカネソウ-全体4

小さな群れを作っていることが多い。
(2019.6 山梨県三ツ峠山)

シロカネソウ-花

萼片は倒卵形で、美しい形をしています。黄色いものが花弁。
(2008.4 山梨県 旧・上一色村)

シロカネソウ-花2

ふつう、花柱は2つ。が、3つのものもありました。
(2010.5 静岡県安倍峠)

シロカネソウ-葉

茎葉は対生し、先端はやや尖り、基部は2枚が合着しています。よく似たハコネシロカネソウは小葉の先端が短くて丸く、葉面が平滑で薄い感じです。(2009.7 三ツ峠山)

シロカネソウ-葉2

根生葉。
(2014.6 山梨県三ッ峠山)

シロカネソウ-実

(2010.7 山梨県三ツ峠山)