ハンショウヅル Clematis japonica

ハンショウヅル

分類
キンポウゲ科 センニンソウ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-6月 林縁 林内
地域
本州 九州
特記
 -
特徴
つる性の植物で、林縁などで、低木類など他の木のからみついて花を咲かせています。
葉は3出複葉、小葉は卵形で先が鋭く尖り、鋭い鋸歯があります。小葉柄はごく短い。
花は鐘形、下向きで長さ2.5-3cm、花弁に見える4枚の萼片は肉厚で外側か赤褐色で艶があるものの、内側には白い毛が密生します。花弁はありません。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
ミヤマハンショウヅル : 雄しべの外側にヘラ形の花弁がある。葉は2回3出複葉。
コミヤマハンショウヅル : 雄しべの外側にヘラ形の花弁がある。葉は1回3出複葉で小葉は3裂。
撮影
2018.4 千葉県大多喜町  他

ハンショウヅル

花は葉腋に1つ付きますが、葉がまとまって付くのでそう見えないことも多い。 (2013.5 東京都府中市)


ハンショウヅル

花は長さ2.5-3cm、鐘形、萼は4つ、肉厚で内側に白い毛が密生します。 (2009.5 千葉市)


ハンショウヅル

葉は3出複葉、小葉は卵形で鋭頭、小葉柄はごく短い。 (2009.5 千葉市)