カラマツソウ Thalictrum aquilegifolium var. intermedium

カラマツソウ

分類
キンポウゲ科 カラマツソウ属
植生環境
山地 亜高山 高山
開花時期
7-9月 草地
地域
全国
特記
 -
特徴
良く似たミヤマカラマツと同じような所で見られます。
丈は0.5-1.2m、葉は3-4回3出複葉、小葉は2-3cm、先端は尖らず、托葉は大型で小托葉もあります。
花は茎頂に副散房状に多数付き、花色は白で時に淡いピンク色を帯び、径1cm、花糸は棍棒状に膨らみ葯より太い。葯は淡黄色。果実は10-16個で楕円形で先は円形~鈍頭。
備考
エングラー : キンポウゲ科
類似種
マンセンカラマツ : 1花あたり痩果は3-8個で倒卵形、先は切形~凹頭。
ミヤマカラマツ : 葉に小托葉はなく、小葉がやや長くて基部は浅い心形、先の鈍い鋸歯が全周にある。
アキカラマツ : 花は淡黄色、花糸は葯より細い。
撮影
2019.7 岩手県八幡平  他

カラマツソウ

山でよく見るカラマツソウですが、ミヤマカラマツも同じような所で見られます。 (2012.7 山形県月山)


カラマツソウ

花糸は白く、先のほうが太くなって、その部分は葯より太い。葯は淡黄色。 (2009.7 栃木県那須岳)


カラマツソウ

葉は2-4回3出複葉、小葉は倒卵形で先は切形、托葉は大きく、小托葉も見られます。 (2013.6 福島県磐梯山 / 2019.7 岩手県八幡平)