アレチハナガサ Verbena brasiliensis

2023.10.29 更新

アレチハナガサ

分類
クマツヅラ科 クマツヅラ属
植生環境
里 山地
開花時期
6-9月 草地
地域
外来種 (南米原産)
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
丈は1-2m、全体に剛毛があります。茎の断面は四角形、中実。葉は広線形で上半に鋸歯が見られます。上部の葉は茎を抱かない。
枝先に1.5-2cmの穂状花序を多数付け、花冠径3mmで花色は淡いピンク、花冠は5裂で筒部は萼から少し出る程度で大きく外に飛び出ない。
良く似たヤナギハナガサは花色が鮮やかなピンクで、花冠は萼より長く飛び出ます。
備考
エングラー : クマツヅラ科
類似種
ヤナギハナガサ : 花色が鮮やかなピンク、花冠は長く萼より飛び出す。葉は茎を抱き、茎は中空。
ダキバアレチハナガサ : 葉は茎を抱き、花冠は本種より少し長い。
ハマクマツヅラ : 花序の下部の花がやや離れて付き、全体に毛が少ない。
クマツヅラ : 葉が羽状に裂ける。上部の茎や萼等に腺毛が密。
撮影地
2020.6 千葉県佐倉市  他

アレチハナガサ

全体に剛毛が多いこと、葉は茎を抱かないこと、花冠筒部が短いことなどでヤナギハナガサと区別します。 (2020.7 千葉県富津市)


アレチハナガサ

花序の柄に斜上する剛毛がある。 (2023.10 千葉市)


アレチハナガサ

花冠筒部はヤナギハナガサに比して遥かに短い。 (2020.7 千葉県富津市)


アレチハナガサ

葉は広線形~狭長楕円形、基部は茎を抱かない。 (2010.10 神奈川県三浦市)