ウマゴヤシ

top
マメ科 Fabaceae
マメ科 Legminosae
全草ほぼ無毛。丈は10-60cm、葉は3小葉からなり、1-2cmの広倒卵形で先端は丸いか少し凹み上半分に鋸歯が見られます。ふつう頂小葉に小葉柄があります。托葉は櫛形
花は葉腋から伸びた柄の先に4-5mmの小さな蝶形花を4-8輪束生して咲かせます。果実は2-3回巻いた渦巻き状で5-6mm、縁に先端がカギ状に曲がった刺が無数に見られます。
良く似たコウマゴヤシは、全体に毛が多く、托葉が全縁~鋸歯状、果実は4-5回巻いて球状になる。

 

2012.2.24 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 托葉
  • 実2
  • 葉2

ウマゴヤシ-全体

花と葉ではコメツブウマゴヤシなどと区別は難しい。
(2017.3 千葉県館山市)

ウマゴヤシ-全体2

花序がやや大きく、コメツブウマゴヤシなどと区別しにくいもの。
(2011.5 千葉県館山市)

ウマゴヤシ-全体3

地を匍う姿もよく見ます。芝生などに紛れていて、道路などにもはみ出して広がって
いました。中央やや右に、らせん状に巻いた果実が見えます。(2017.3 千葉県館山市)

ウマゴヤシ-花

花は蝶形花で4-8輪ずつつきます。
(2017.3 千葉県館山市)

ウマゴヤシ-托葉

托葉は櫛形。
(2017.3 千葉県館山市)

ウマゴヤシ-実

果実は渦巻き状で、カギ状
(2017.3 千葉県館山市)

ウマゴヤシ-実2

若い果実。萼の中から渦巻き部分が出ています。
(2017.3 千葉県館山市)

ウマゴヤシ-葉

葉は3小葉で小葉は広倒卵形、頂小葉は先端が少し凹むものが多く、
上半に鋸歯が見られます。(2017.3 千葉県館山市)

ウマゴヤシ-葉2

葉裏はやや白く、はじめ、まばらに長毛が見られました。
(2017.3 千葉県館山市)