コメツブウマゴヤシ

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マメ科 Fabaceae
マメ科 Legminosae
丈は10-60cm、茎は匍い、後に斜上して立ちあがります。全体に毛が見られます。
葉は3小葉からなり、ふつう頂小葉に小葉柄があり、小葉は7-17mmの広倒披針形、先は丸いかわずかに凹頭。托葉は全縁若しくは2-3の鋸歯が見られます。
花は柄の先に20-30個程度が球状に付き、長さ2-3mm。果実は1つ1つ先が丸まるように半回転します。
よく似たウマゴヤシは、果実は渦巻き状で全体に円盤形で刺があり、コウマゴヤシは螺旋状に巻いて全体に球形で刺があります。
変異が多く、別掲しています。

 

2023.2.27 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 花2
  • 実2
  • 葉2・托葉
  • 托葉2
  • 実3

コメツブウマゴヤシ-全体

この仲間はどこにでもあり、似たものが多くて、パッと見だけでは区別できず、厄介です。
(2015.5 新潟県 旧・青海町)

コメツブウマゴヤシ-全体2

茎が長く地を匍って拡がります。
(2017.4 千葉市)

コメツブウマゴヤシ-全体3

初夏になると立ち上がって20-30cmになるものが多い。
(2011.5 千葉市)

コメツブウマゴヤシ-全体4

茎や葉、萼、花序などに毛の多いものと少ないものがあるようです。
(2011.5 千葉県館山市)

コメツブウマゴヤシ-花

花はふつう20-30個集まって咲きます。
(2011.5 千葉市)

コメツブウマゴヤシ-花2

花が終わったばかりの状態のもの。丸かった花序と異なり、長楕円形になって
先の尖った萼片が目立ちました。(2015.5 新潟県 旧・青海町)

コメツブウマゴヤシ-実

果実の形は特徴的。表面に毛が見られますが刺はありません。
(2015.5 新潟県 旧・青海町)

コメツブウマゴヤシ-実2

花が終わって間もない状態。コメツブツメクサのように。枯れ花が残らない。
(2016.5 千葉市)

コメツブウマゴヤシ-葉

3小葉で、小葉の先は窪ます、上半分に鋸歯があります。
(2023.2 千葉市)

コメツブウマゴヤシ-托葉

托葉がほぼ全縁のもの。先が鋭く尖ります。葉裏には毛が密生。
(2016.5 千葉市)

コメツブウマゴヤシ-托葉2

托葉に多少歯牙のあるもの。
(2016.5 千葉市)

コメツブウマゴヤシ-実3

ネバリコメツブウマゴヤシ (var. glandulosa) と思うほど、腺毛が多いもの。
(2016.5 千葉市)