クサネム Aeschynomene indica

2023.8.26 更新

クサネム

分類
マメ科 クサネム属
植生環境
開花時期
7-10月 湿地 田んぼまわり
地域
全国
特記
 -
特徴
田んぼのまわりなどでも見られます。
丈は0.5-1m、葉は40-60小葉からなる偶数羽状複葉で、小葉は必ずしも対生せず、10-15mmの狭楕円形、先端は円頭。葉を触ると閉じることで知られます。
花は腋生の総状花序に付き、淡黄色で旗弁下部中央寄りに赤味があり、長さ10mm、萼は基部付近まで2裂します。果実は広線形で3-5cm。
雰囲気の似たふつうの道ばたや荒れ地などで見られます。
備考
エングラー : マメ科
近似種
カワラケツメイ : 花が5弁花で果実は扁平な四辺形。
撮影地
2018.8 千葉市  他

クサネム

田んぼのまわりでよく見られる植物。当地では近年は安易に除草剤をつかわなくなったため、田んぼの中。花は夕方に閉じます。 (2013.9 栃木県渡良瀬遊水地)


クサネム

花は約1cmほど。花序の軸や花柄には腺と見られる突起が見られた。 (2018.8 千葉市)


クサネム

6-8つの小節果からなります。まばらに腺があり、熟した状態ではわかりにくいが、若い果実では赤い腺が確認出来た。 (2013.9 栃木県渡良瀬遊水地 / 2023.9 千葉市)


クサネム

小葉は20-30対あり、一見カワラケツメイと似ています。触れると、或いは夜になると小葉を閉じる睡眠運動をします。小ウィンドウは触れて閉じかけにした状態。 (2016.9 山形県鶴岡市 / 2023.9 千葉市)