トキワイカリソウ Epimedium sempervirens

2024.5.14 更新

トキワイカリソウ

分類
メギ科 イカリソウ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月 明るい林内
地域
本州の日本海側
特記
 -
特徴
冬も葉が残り、花の咲く頃、前年の葉と新らしい葉の両方があります。
丈は20-60cm、葉は2回3出複葉、小葉は卵形~狭卵形、基部は心形で先端は尾状に尖り、縁に刺状の毛が見られます。葉裏に伏毛が見られるが、時に無毛。
花はイカリソウと大きく変わらないようで、花色は白~ピンクまであります。距は20mm。
白花と同所的にあるキバナイカリソウは紛らわしく感じます。
備考
エングラー : メギ科
類似種
キバナイカリソウ : 冬に葉は枯れる。裏面に開出した細毛がある。
撮影地
2024.5 新潟県十日町市  他

トキワイカリソウ

根生葉がなければ、イカリソウやキバナイカリソウと区別しにくいが、雪等で失われたり、落ち葉に埋もれてしまっていることも多い。 (2007.4 新潟県妙高市)


トキワイカリソウ

花は北陸地域では白色が多く、福井県以西では赤色が多いと聞きます。花弁の先がイカリソウよりよく開くようにも感じますが、普遍性は不明。 (2015.4 新潟県妙高市)


トキワイカリソウ

前年の根生葉。雪に埋もれて痛んでいたり、時に失われていたりします。 (2015.4 新潟県妙高市)