タカネナデシコ
APG
科名索引
ナデシコ科
学名対照表
Engler
科名索引
ナデシコ科
50音
ア行
カ行
サ行
タ・ナ行
ハ行
マ~ワ行
ナデシコ科 Caryophyllaceae
学名
Dianthus superbus var. speciosus
分類
ナデシコ属
開花時期
7月-9上
地域
中部以北
植生環境
高山
礫地 岩場
特記
-
丈は10-40cm、葉は2-6cmの線状披針形で、先は尖り、やや粉白を帯びた緑色。無花茎は高さ3-10cm。
花は茎頂に1-3個付き、花径4-5cm、
花弁間の隙間が広く
舷部の2/3までは細かく裂けます。
苞は2対
あり、狭楕円形で
先は芒状にやや長く尖り
ます。
白花のものはシロバナタカネナデシコと呼びます。
良く似た基準変種の
エゾカワラナデシコ
は、花の爪部が幅が少し広く、先端は本種ほどには深く裂けず、苞は2対で同じですが、先が急に短くツンと尖ります。
カワラナデシコ
は苞が3-4対。
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2021.12.25 更新
全体
全体2
全体3
花
花2
参考
葉は2-5mmの線形。
(2009.8 福島県磐梯山)
(2009.8 岩手県早池峰山)
青森の海岸なら当然
エゾカワラナデシコ
・・・と思いましたが、裏切られました。
(2014.7 青森県深浦町)
舷部は細く、花弁自体も幅がやや狭い。エゾカワラナデシコより裂け方が深く、
舷部の2/3まで裂ける。(2009.8 岩手県早池峰山)
苞は狭楕円形で先が鋭く尖り、2対。
(2009.8 福島県磐梯山)
極端なものは、外側の苞は葉と全く同じ形状になり、細かな鋸歯もはっきり見られます。
エゾカワラナデシコ
では、あまり見られないように感じます。(2009.8 早池峰山)