クコ Lycium chinense

2024.5.14 更新

クコ

分類
ナス科 クコ属
植生環境
海岸 里
開花時期
7-11月 日当たりの良いところ
地域
本州以南
特記
 -
特徴
海岸付近でとてもよく見られる落葉低木。
丈は1-2m、枝には稜があり、枝先には刺があります。葉は互生ですが、しばしば束生し、2-4cmの楕円形~披針形で、先は円頭~鈍頭、基部は狭まって柄に続きます。
花は葉腋に1-3個付き、花冠約1cm、漏斗状で先は5裂、萼は鐘形で5裂。果実は長さ1.5cmの楕円状球形。
備考
エングラー : ナス科
類似種
 
撮影地
2010.10 千葉県館山市  他

クコ

海岸でよく見られますが、内陸でも見られます。 (2016.11 千葉県館山市)


クコ

花は1-3個がまとまって付き、花冠径1cm、花冠5裂、花床に毛があり、裂片の縁にも微細な毛が見られた。 (2015..10 千葉県木更津市)


クコ

枝には刺があります。 (2015..10 千葉県木更津市)


クコ

果実は楕円形で長さ1.5cm。果実酒などに用いられるようです。 (2012.11 千葉県館山市)


(虫こぶ) クコハフクレフシ

クコ

クコフシダニによる虫えい。葉の両面にいぼ状の突起が出来る。 (2024.5 千葉市)