ハクサンチドリ / ウズラハクサンチドリ

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ラン科 Orchidaceae
山に咲く代表的なピンクのチドリ3種(テガチタドリノビネチドリ、本種)のうち、一番高所に咲くチドリ。
丈は10-40cm、葉は3-6個で5-15cmの倒披針形で茎を抱きます。
花は茎の上部に総状に多数密に付き、淡ピンクからピンク、唇弁はくさび形で濃いピンクの斑があり、先は3裂し、中央裂片の先は鋭く尖ります。距は1-1.5cm。
葉に褐色の斑が入るものがあり、ウズラハクサンチドリと呼ばれます。

 

2018.6.27 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 群生
  • ウズラハクサンチドリ
  • 同2
  • 同・花
  • 同・葉

ハクサンチドリ-全体

東北の初夏の代表花の1つ。
(2008.6 秋田県八幡平)

ハクサンチドリ-全体2

特に日本海側の山で沢山見られます。
(2008.6 秋田県八幡平)

ハクサンチドリ-全体3

(2014.6 青森県岩木山)


ハクサンチドリ-花

(2014.6 青森県岩木山)


ハクサンチドリ-葉

葉は披針形~広披針形。
(2006.6 山形県月山)

ハクサンチドリ-群生

東北北部の山ではよく目にする光景。
(2015.6 岩手県早池峰山)

ウズラハクサンチドリ-全体

葉に斑があるものはウズラハクサンチドリと呼ばれます。
ハクサンチドリと比べると葉の幅の狭いものが多く見られました。(2018.6 山形県月山)

ウズラハクサンチドリ-全体2

(2018.6 山形県月山)


ウズラハクサンチドリ-花

唇弁以外の花被にも斑が見られるものが多くありました。
(2012.7 山形県月山)

ウズラハクサンチドリ-葉

葉だけでなく、苞などにも褐色の斑が入ります。
(2018.6 山形県月山)