タテヤマリンドウ Gentiana thunbergii var. minor
(品種) シロバナタテヤマリンドウ


タテヤマリンドウ

分類
リンドウ科 リンドウ属
植生環境
高山
開花時期
5-7月 湿った草地
地域
石狩地方 東北~中部の日本海側 三重
特記
 -
特徴
ハルリンドウの高山性の変種。
丈は5-10cm、根生葉は5-10mm、ロゼット状に付き、そこから複数の茎が立ちあがります。茎葉は卵形で茎に沿って上を向きます。
花は茎頂に1つ付き、花冠は長さ1-2cmで5裂し、裂片間に副片があります。萼裂片は反り返らない。
白花はシロバナタテヤマリンドウと呼ぶ。
備考
エングラー : リンドウ科
類似種
ミヤマリンドウ : 茎に複数花が付き、茎葉は平開します。
ハルリンドウ : 根生葉があって花冠が長さ2-3.5cm。
撮影地
2008.7 北ア・白馬岳  他

タテヤマリンドウ

高山にはミヤマリンドウもありますが、本種は茎葉が横に展開しません。茎頂に1つずつ花を付けます。 (2018.7 北ア・八方)


タテヤマリンドウ

花冠がやや小さいのがハルリンドウとの違い。 (2011.6 福島県尾瀬 / 2018.7 北ア・八方)


タテヤマリンドウ

花期にも根生葉が見られます。 (2018.7 北ア・八方)


(品種) シロバナタテヤマリンドウ f. ochroleuca

シロバナタテヤマリンドウ

白花 (2006.8 北ア・立山)