ハマイブキボウフウ

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セリ科 Apiaceae
セリ科 Umbelliferae
イブキボウフウの品種()で、海岸にあり、葉は厚くて光沢があり、2-3回羽状複葉で2回目以降に裂け方がやや浅く、裂片の幅が広いのが特徴です。
花は基準種のイブキボウフウと変わらない。

Y-listの見解ではイブキボウフウの基準変種になる

 

2020.11.19 更新
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  • 参考
  • 同・花
  • 同・葉

ハマイブキボウフウ-全体

北地の海岸の風衝地などではとてもよく見られます。
(2014.7 青森県深浦町)

ハマイブキボウフウ-全体

雰囲気はイブキボウフウと変わりませんが、遠目にも、
葉の裂片幅が広くて光沢があるのが目立ちます。(2012.7 青森県 旧・三厩村)

ハマイブキボウフウ-全体3

海岸の岩場を埋め尽くしていました。
(2014.7 山形県遊佐町)

ハマイブキボウフウ-花

(2017.7 青森県深浦町)


ハマイブキボウフウ-花2

総苞片はあるものもないものもあり、写真は小さくて少ないもの。
(2011.10 青森県 旧・三厩村)

ハマイブキボウフウ-花3

総苞片が多数あるもの。
(2012.6 青森県 旧・三厩村)

ハマイブキボウフウ-花4

総苞片の全く見られないもの。あるものとないものが同所で見られました。
(2014.7 青森県深浦町)

ハマイブキボウフウ-花5

小総苞片は線形で5個以上ある。
(2017.7 青森県深浦町)

ハマイブキボウフウ-蕾

(2014.6 青森県深浦町)


ハマイブキボウフウ-葉

葉は2-3回羽状複葉、最終裂片が広いのが特徴。
(2012.7 青森県 旧・三厩村)

ハマイブキボウフウ-葉2

茎を伸ばさなかった、推定・若い株の根生葉。
(2015.7 青森県 旧・小泊村)

ハマイブキボウフウ-茎

茎はほぼ無毛ですが、葉腋の前後に若干見られました。
(2014.7 青森県深浦町)

ハマイブキボウフウ-芽出し

(2016.4 青森県八戸市)


ハマイブキボウフウ-全体4

カセンソウとのコラボ。
(2017.7 青森県深浦町)

ハマイブキボウフウ-全体5

ウツボグサに囲まれて・・・。
(2017.7 青森県深浦町)

ハマイブキボウフウ-参考

季節外れ(11月)であまりに小型で、この辺では初めて見たので、
特定は避けましたが、本種の特徴は見られた。(2020.11 千葉県銚子市)

ハマイブキボウフウ-参考2

花序には毛があり、小総苞片は5-6個見られた。
(2020.11 千葉県銚子市)

ハマイヌブキボウフウ-参考3

葉は2回羽状、2回目の裂け方は浅い・・・ではあったものの、
これが最大の葉だったので特定を避けました。(2020.11 千葉県銚子市)