ムカゴニンジン Sium suave var. nipponicum


ムカゴニンジン

分類
セリ科 ムカゴニンジン属
植生環境
開花時期
8-11月 湿原 湿地
地域
全国
特記
 -
特徴
葉腋にむかごができるのが特徴です。
丈は0.3-1m、上部の葉は3出複葉で小葉は小さくてほぼ線形、下部の葉は単羽状複葉で小葉はそれよりやや大きくて楕円形、柄も少し長い。いずれも鋸歯の先は芒状に鋭く尖ります。
花は小さな複散形花序に付き、ややまばら。総苞片、小総苞片ともに広線形で数個ずつ付きます。
備考
エングラー : セリ科
類似種
ヌマゼリ : 下部の葉柄がとても長く、小葉も大きい。葉腋にムカゴはできない。
撮影地
2016.8 千葉県山武市

ムカゴニンジン

総苞片、小総苞片ともに複数あり線形。 (2016.8 千葉県山武市)

ムカゴニンジン

上部の葉は3出複葉で小葉は線形、下部の葉は単羽状複葉で小葉は楕円形。 (2016.8 /2014.5 千葉県山武市)

ムカゴニンジン

葉腋にむかごが付く。むかごが大きくなってくると、葉は下向きに反るようになる。全体が枯れる頃、珠芽は1cmくらいになる。 (2014.10 千葉県山武市)