エゾタツナミソウ Scutellaria pekinensis var. ussuriensis


エゾタツナミソウ

分類
シソ科 タツナミソウ属
植生環境
山地
開花時期
6月 林内
地域
中部以北
特記
 -
特徴
ヤマタツナミソウの変種で葉が薄く、茎の稜上にのみ少し毛があるもの。
丈は20-60cm、葉は卵状三角形で薄くてほぼ無毛、先は鈍く、縁には粗い鋸歯があり、基部は浅い心形~切形、長柄があります。
花は茎頂にまばらに付き、長さ約2cm、萼から60度に斜上するように折れ曲がります。萼に丸い付属体が見られます。
備考
エングラー : シソ科
近似種
ヤマタツナミソウ : 茎に上向きの毛がある。
撮影地
2014.6 青森県深浦町  他

エゾタツナミソウ

花が萼から出たところで斜めに立ち上がり、茎が無毛のタツナミソウ。 (2015.7 群馬県片品村)


エゾタツナミソウ

花は萼から出る部分で斜めに立ち上がります。 (2015.7 群馬県片品村)


エゾタツナミソウ

茎の断面は四角形で無毛ですが、節や葉柄に少し毛が見られました。葉は三角状卵形で薄く、柄は長い。 (2015.7 群馬県片品村)