ヤマトウバナ Clinopodium multicaule var. multicaule


ヤマトウバナ

分類
シソ科 トウバナ属
植生環境
山地
開花時期
6-9月 林縁 木陰
地域
宮城以南 以西
特記
 -
特徴
丈は10-25cm、茎は束生して斜上します。葉は柄があり、葉身は卵形~長卵形でやや鋭頭、粗い鋸歯がある。
花序はふつう茎頂に1つのみで短く、花冠は長さ7-8mm、萼筒には短毛のみがまばらにある。
備考
エングラー : シソ科
類似種
ヒロハヤマトウバナ : 丈は~40cm、葉は幅が広い。萼筒にまばらに開出するやや長い毛がある。
イヌトウバナ : 上部の葉腋に花序が付き、萼筒に軟毛が多い。葉は卵形~狭卵形、葉裏の腺点は明瞭。
撮影地
2016.8 長野県南木曽町

ヤマトウバナ

萼筒に短い短細胞の毛のみがまばらにある。 (2016.8 長野県南木曽町)


ヤマトウバナ

葉は卵形~長卵形、粗い鋸歯があり、先はやや鋭頭。葉裏の腺点はまばら。 (2016.8 長野県南木曽町)


ヤマトウバナ

茎には下向きの屈毛が見られ、葉柄の屈毛は上向きでした。 (2016.8 長野県南木曽町)