ウツボグサ Prunella vulgaris subsp. asiatica var. lilacina


ウツボグサ

分類
シソ科 ウツボグサ属
植生環境
里 山地
開花時期
6-8月 草地 道ばた
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は10-30cm、葉は2-5cmの卵状長楕円形で鈍い鋸歯があり、先は鈍頭、柄があり、鈍い鋸歯がありますが、目立ちません。
花は茎頂に穂状花序に付き、花冠長さ1.5-2cm、下唇の中央裂片の先が細かく裂けます。上唇は屋根型。苞は扁心形。花の後、走出枝を出します。
白花はシロバナウツボグサ。
備考
エングラー : シソ科
類似種
ミヤマウツボグサ : 走出枝を出さない。
セイヨウウツボグサ : 茎に毛が少なく、花冠は少し小さく長さ1.2-1.6cm、上唇は屋根型にならず毛がほぼない。
タテヤマウツボグサ : 茎は側生し、丈は20-50cm、花冠は長さ2.5-3cm。
撮影地
2017.9 青森県深浦町  他

ウツボグサ

走出枝を出して増えるため、横に1列に並んで花が見られることがよくあります。 (2013.6 新潟県柏崎市)


ウツボグサ

花穂は3-8cmほど。 (2013.6 新潟県柏崎市)


ウツボグサ

上唇はほとんど裂けず、屋根型で毛が見られます。下唇は3裂。 (2014.6 / 2007.6 千葉市)


ウツボグサ

花期の終わりに近づくと、走出枝を出します。 (2009.8 長野県茅野市)