ヤブデマリ

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ガマズミ科 Viburnaceae
スイカズラ科 Caprifoliaceae
枝や柄に星状の毛、葉にも毛が多く見られます。
葉は5-12cm広楕円形~楕円形で、先が尖り基部は広いくさび形から円形、側脈は7-12対、縁には鋸歯があります。
花序は5-10cmほどで、周囲に装飾花が付き、装飾花は2-4cmで花冠5深裂。
毛の少なく、葉がより丸いものはケナシヤブデマリと呼び、日本海側で見られます。
よく似たムシカリは葉の基部が浅い心形。

 

2018.5.3 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 葉2

ヤブデマリ-全体
この仲間はユキノシタ科のアジサイの仲間と似ていますが、スイカズラ科のものは
枝が横に広がること、葉のシワが多いこと、装飾花が5裂になることなどで
容易に判別できます。(2018.5 千葉市)

ヤブデマリ-全体2

(2008.5 筑波山)


ヤブデマリ-花

装飾花は5裂。両性花が中央に付きますが、終わり気味。
(2018.5 千葉市)

ヤブデマリ-花2

両性花。花冠は5裂、雄しべが長く飛び出ます。
(2018.5 千葉市)

ヤブデマリ-葉

葉は楕円形~広い楕円形、側脈は7-12対。基部は円形~くさび形になる所が
良く似たムシカリとの違い。(2018.5 千葉市)

ヤブデマリ-葉2

葉裏には星状毛が密生していました。
(2018.5 千葉市)

ヤブデマリ-枝

(2018.5 千葉市)