コスミレ

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スミレ科 Violaceae
比較的変化の多いすみれ。
丈は5-10cm、葉は長三角形~長卵形で先は尖り、基部は浅い心形、低鋸歯が多くあり、やや白っぽく、綺麗にロゼット状に展開するものが多い。葉裏は紫色を帯びるものとそうでないものがある。
花の数は多く、花色がタチツボスミレと似た淡紫色ですが、変化も多い。花弁はやや細く、側弁は無毛。花が終わると葉はとても大きくなる。
側弁に毛があるタイプはヒゲコスミレと呼び、西日本に多いようですが、関東などでも見られます。

 

2020.6.8 更新
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  • 実2
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  • 花後
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コスミレ-全体

花弁がやや長いタイプ。花色は淡い青紫色~淡紫色をしています。
葉が写真のように綺麗に展開するものが多いように思います。(2007.3 千葉市)

コスミレ-全体2

一見タチツボスミレかと思うほど、沢山の花を付けていたもの。
(2016.4 東京都高尾山)

コスミレ-全体3

花弁が細長くならなくて、アカネスミレのようにも見えるもの。
(2011.3 千葉市)

コスミレ-全体4

タチツボスミレのような花の形のもの。
この写真でははっきりしないが、花柱が膨れている。(2017.3 千葉市)

コスミレ-全体4

紫色の濃いもの。
(2016.3 千葉県四街道市)

コスミレ-全体5

(2016.3 千葉市)


コスミレ-花

側弁に毛がありません。あるものをヒゲケコスミレといいます。
(2015.4 千葉市)

コスミレ-花

花弁の細長いもの。
(2007.3 千葉市)

コスミレ-花3

(2009.3 千葉市)


コスミレ-花5

柄に毛が見られるもの。
(2015.4 千葉市)

コスミレ-花6

花柱の先は膨らみます。
(2016.4 東京都高尾山)

コスミレ-実

秋咲きの果実。春咲きも同じと思う。
(2017.10 千葉市)

コスミレ-実2

おそらくスミレ共通だと思いますが、無駄なスペースなく綺麗に種子が並んでいました。
(2017.10 千葉市)

コスミレ-葉

葉は長三角形~長卵形でやや丸みがあり、白っぽい緑色をしているものが普通ですが、
タチツボスミレの様に心形に近く、やや光沢を帯びるものもあります。(2007.3 千葉市)

コスミレ-葉2

緑色でやや毛の多いもの。
(2015.4 千葉市)

コスミレ-葉3

葉裏。紫色を帯びるものもあります。
(2015.4 千葉市)

コスミレ-芽出し

この状態で蕾が見えており、葉の展開後、すぐに咲き出すものも多い。
(2016.3 千葉県四街道市)

コスミレ-花後

花が終わると、葉は数倍大きくなります。
(2020.6 千葉市)

コスミレ-全体6

時に秋にも少し咲きますが、春とは異なり葉が大きく、可憐さは感じられない。
(2016.10 千葉市)