マルバスミレ

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スミレ科 Violaceae
明るい林内などに普通にあるすみれ。
丈はは5-10cm、全体に毛が多く見られます。葉は卵形で基部は心形、両面に毛が見られます。
花は2cm、花弁はふくよかで、側弁には毛はなく、距がやや赤味を帯びます。
側弁にも毛があるものをヒゲケマルバスミレといいます。

 

2016.4.22 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花正面
  • 花2
  • 花 横
  • 葉2
  • 変化
  • 同2

マルバスミレ-全体

花弁がふくよかで、形の整ったすみれです。花もよく咲きます。
(2008.4 静岡県裾野市)

マルバスミレ-全体2

この地域は、側花弁の毛があったりなかったりしていました。
(2016.4 山梨県三ッ峠山)

マルバスミレ-全体3

花弁が細いものの。花だけ見るとシロバナタチツボスミレのようですが、
花柱先端が膨らんでいます。(2008.5 栃木県・霧降高原)

マルバスミレ-花
花弁の基部が緑かかっています。側弁の基部に毛はありませんが、
あるものはヒゲケマルバスミレと呼びます。私の行く先々では、
ヒゲケマルバスミレのほうが良く見ます。 (2008.5 日光市)

マルバスミレ-花2

(2016.4 千葉県柏市)


マルバスミレ-花2

萼の付属体(上端)はぎざぎさになります。距はやや赤みを帯びるものが多く見られます。
茎に毛が見られます(写真はちょっと少ない) (2008.5 日光市)

マルバスミレ-葉

名前のとおり、葉は卵形で、基部は心形。
(2007.4 千葉市)

マルバスミレ-葉2

葉の表面に毛が多く見られましたが、全くないものもあります。
(2016.4 山梨県三ッ峠山)

マルバスミレ-変化
花弁が赤みがかった個体。蕾は完全なピンク。高尾にはこの時期、エイザンスミレ
ヒナスミレがありますが、どちらの特徴もなく、本種の色変わりと考えました。
(2008.4 高尾山)

マルバスミレ-変化2

(2012.4 東京都高尾山)