オオタヌキモ

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タヌキモ科 Lentibulariaceae
根のない水生の食虫植物。
茎は最大1m以上、葉は基部で2分し、更に3-4回枝分かれし、小葉は3-6cm、裂片は平面的に並びます。最終裂片は糸状。捕虫嚢は多数
花は花茎に複数つき、幅1.5cm、距は下唇より長く、先がやや上を向いて尖ります。花茎は中空。

 

2017.7.20 更新
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  • 群生

オオタヌキモ-全体

距が細く長く前に突き出ます。トンボはオゼイトトンボかエゾイトトンボ
ではないかと思います。(2012.7 青森県)

オオタヌキモ-全体2

(2016.8 秋田市)


オオタヌキモ-花

花柄は葉腋から横に伸び、水上に立ちあがって花を付けます。
線形の葉はエゾヤナギモ。 (2017.7 青森県 旧・木造町)

オオタヌキモ-花2

距が前に長く突きだし、下唇より長い。
(2016.8 秋田市)

オオタヌキモ-花3

水中に別の花柄が伸び始めているようでした。
(2016.8 秋田市)

オオタヌキモ-実

若い果実。
(2016.8 秋田市)

オオタヌキモ-葉

茎は分枝し、枝は50cmくらいありました。
(2015.8 青森県)

オオタヌキモ-葉2

捕虫嚢が1つの葉にいくつも付いています。右の古い葉に付く捕虫嚢は黒ずんでいて
すでにミジンコなどを捕虫したようです。(2015.8 青森県)

オオタヌキモ-葉3

<強調処理画像> 捕虫嚢の先端には穴があり、
そこから水と一緒に虫を吸い込む構造。(2015.8 青森県)

オオタヌキモ-葉4

カエルの卵のように見えましたが、黒いものはミジンコなどを捕虫した捕虫嚢。
(2015.8 青森県)

オオタヌキモ-葉5

花茎には鱗片状の葉が数個付いています。
(2016.8 青森県)

オオタヌキモ-群生

広い池全体で咲き乱れていて、圧巻でした。
(2016.8 秋田市)