コバノミツバツツジ

top
ツツジ科 Ericaceae
落葉低木で丈は1.5-4m。葉は枝先に3輪生し、やや小さめのものが多く2.5-7cmの広卵形~菱状卵形で中央やや下が一番幅広、先は尖り基部はくさび形、始め両面に褐色の毛があり、後に表は無毛、裏面は一部残ります。葉柄には褐色の毛が密生。
花は葉の展開と同時または先んじて咲き、枝先に1-2個付けます。花冠は3-4.5cmで5深裂、雄しべは10、花柱無毛、萼に白毛が見られます。
近隣にあるミツバツツジは雄しべが5、トウゴクミツバツツジは花柱に毛がある。

 

2020.4.2 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3

コバノミツバツツジ-全体

暖冬だったこの年は、3月にもう咲き始めていました。
(2020.3 岐阜県中津川市)

コバノミツバツツジ-全体

<参考> 多分これも・・・。(古い写真で証拠となる写真はない)
(2007.4 山梨県・旧白州町)

コバノミツバツツジ-花

雄しべは長短各5本で計10本。
(2007.4 筑波植物園) <植栽>

コバノミツバツツジ-花2

子房には毛が密生します。花柱はふつう無毛ですが、希に細毛が散生する。
(2020.3 岐阜県中津川市)

コバノミツバツツジ-花3

花柄や萼には毛が密生します。写真は雨に濡れていています。
(2020.3 岐阜県中津川市)

コバノミツバツツジ-枝

若い枝には開出する毛が密生。
(2020.3 岐阜県中津川市)