オオバウマノスズクサ Aristolochia kaempferi


オオバウマノスズクサ

分類
ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ属
植生環境
山地
開花時期
5月 林縁
地域
関東以西
特記
 -
特徴
木本のツル性植物。
茎ははじめ軟毛が密生します。葉は8-15cmの円心形~三角状心形で厚みがあり、裏面に毛が見られます。
花は葉腋に1つ付き、萼筒には毛が多くあり、下向きに出てUターンし上向きになります。舷部は円形で浅く3裂し、黄緑色で紫色の縞模様が見られます。果実は5-7cm、稜があって断面は星形。
備考
エングラー : ウマノスズクサ科
類似種
ウマノスズクサ : 筒部はあまり湾曲しない。舷部は本種より小さく、先が鋭く尖り反り返る。
タンザワウマノスズクサ : 葉はしばしば3裂し、花は少し大きく、屈曲はさらに強い。葉裏脈上に長毛がある。
撮影地
2013.5 東京都八王子市  他

オオバウマノスズクサ

横から見ると、楽器のラッパのような感じ。 (2010.5 東京都高尾山 / 2013.5 東京都八王子市)

オオバウマノスズクサ

果実は長さ5-7cm、断面は6角状の星形になる。 (2014.7 東京都高尾山)

オオバウマノスズクサ

葉は三角状心形~円心形、10-15cmほどと大きい。 (2013.5 東京都八王子市)