分類 |
クサスギカズラ科 アマドコロ属 | 植生環境 |
里 山地 |
開花時期 |
4-5月 | 草地 | |
地域 |
東京 神奈川 山梨 長野 千葉 | 特記 |
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特徴 |
ワニグチソウとナルコユリの交雑種、若しくは交雑起源と言われるもの。 (観察による記述) 茎は長さ40cm前後、稜はありません。葉は8-14cmの披針形~長楕円形で、葉裏は白く、脈に低い粒状突起があるが、小脈は平滑に近い。 花は葉腋から下がる柄に1-3個付き、小花柄の基部に披針形の小型の苞が付きます。苞は10-15mm、幅5mm前後で先が長く尖り、反り返る。花は長さ20-22mmほどで形はワニグチソウよりやや細いつぼ状筒形、花糸の離生部分はワニグチソウに比して長く、扁平に膨らみ、低い凹凸が見られますがワニグチソウにような顕著な突起はない。 |
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文献 |
アマドコロ属植物(ユリ科)の種生物学的研究 : II.日本及びその隣接地域産の種の花糸の形態 (田村実) 植物分類,地理 42(1), 1-18, 1991 | ||
備考 |
エングラー : ユリ科 | ||
類似種 |
ワニグチソウ : 葉は倒卵状楕円形、苞は屋根状に付き、花は本種より太いつぼ形。 ナルコユリ : 花は筒型で多数、葉腋に1-5個ずつ付く。 |
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撮影地 |
2018.4 千葉県 |