ショウジョウバカマ Helonias orientalis var. orientalis


ショウジョウバカマ

分類
シュロソウ科 ショウジョウバカマ属
植生環境
山地
開花時期
3-5月 草地 林縁
地域
全国
特記
 -
特徴
早春の代表花の1つ。雪融けとともに、雪の下に埋もれていた根生葉から花芽が上がってきます。
花茎は10-30cm、鱗片状の葉が数枚付きます。根生葉はロゼット状で7-20cm、倒披針形で全縁。
花は花茎に3-10個付き、花被片6で倒披針形、10-15mm、色は、ピンク、エンジ、ベージュ、白などもあります。花のあとも花被片は緑色になって残ります。
備考
エングラー : ユリ科
類似種
シロバナショウジョウバカマ : 葉に鋸歯がある。花色では区別出来ない。
撮影地
2012.4 長野県白馬村  他

ショウジョウバカマ

春先によく見かけます。花期の葉は前年の葉なので、雪の下などに埋もれて痛んでいることも多い。 (2006.5 群馬県みなかみ町)


ショウジョウバカマ

花序は短縮した総状ですが、片側に偏った散形花序のようにも見える。 (2014.4 新潟県加茂市)


ショウジョウバカマ

果実 (2014.6 山形県鳥海山)


ショウジョウバカマ

葉は倒披針形で全縁。写真は花後のもので、新葉が芽吹いている。 (2011.6 群馬県みなかみ町)


ショウジョウバカマ

白花品。シロバナショウジョウバカマは異なるもので、本形状に使用するのは不適当。 (2012.4 新潟県弥彦村)