- 全体
- 全体2
- 全体3
- 花
- 花2
- 花3
- 葉
- 葉2
- 葉3
- 茎
- 芽吹き
- 全体4
- 葉4
- <参考>
- 同2
- 同・実
- 本種としたもの
- 本種に関する新たな観察
- その2
- その3
- 考察
丈は50-60cmほど、葉の幅が広くて楕円形でした。
(2015.5 茨城県阿見町)
明るい林内に多数が群生していました。
(2015.5 茨城県阿見町)
花が25mmほどあったもの。
(2023.5 千葉県四街道市)
花は1-2個ずつでアマドコロより大きい。
(2023.5 千葉県四街道市)
長さは10円玉と同じ25mmほどあった。
(2023.5 千葉県四街道市)
雄しべは花被より短く、花糸は雄しべ全体の2/3が花被に合着、離生部は太まらない。葯は黄色。(2023.5 千葉県四街道市)
背後に見える葉はミヤマナルコユリ。
(2023.5 千葉県四街道市)
葉裏は白い。枠部分を拡大すると・・・葉3タブへ
(2015.5 茨城県阿見町)
茎には稜がある。
(2023.5 千葉県四街道市)
(2017.6 群馬県榛名山)
(2017.6 群馬県榛名山)
側にあるアザミが小さく見えます。前の写真と同じ場所のもの。
(2010.9 三ツ峠山)
(2017.9 新潟県 旧・松之山町)
一般的には、北日本を除いて葉裏に突起のあるものは本種とされていますが、東日本のアマドコロは、丈や葉の長さにかかわらずほぼ全てに突起があるようで、アマドコロ - ヤマアマドコロ - オオアマドコロ は多分に連続的に感じます。 このサイトでは便宜的に以下のように分けました。図鑑などの記載と異なるものがあります。
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試みました。以下、光源は自然光(太陽光)のみを使用しています。撮影地は海岸
近くの群生地で、アマドコロに比して丈も葉も大きなものです。 (2018.4 新潟県 旧・巻町)
撮影条件: ISO200,f9,1/200,jpeg 以下、1pixel = 4.3μmで計算した
(2018.4 新潟県 旧・巻町)
突起は大きなものは径50μm(12pixel)で、短い筒状。小脈だけでなく脈にもあり、面にも径30-35μm(7-8pixel)の小さなものがあります。(2018.4 新潟県 旧・巻町)
本種は小脈上にのみ突起があると思っていましたが、単純な突起ではなく、さらに小さなものがほぼ全面にあることがわかりました。突起1つ1つは1つの細胞で、おそらく、葉裏が白く見える所以はこの構造にあるように思います。似た構造は、無毛なのに同様に葉裏の白い、ミョウギカラマツなどでも見られます。 これから推察するに、同様に葉裏が白いアマドコロについても同じような構造体があると推察され、小脈上のものが一般的なマクロ撮影で確認できるほどの大きさか否かがその差異ではないかと推察します。 従って、突起に関しては、両者に大きな差異はないように感じました。 この推察につき、近々、近所にあるふつうのアマドコロで確かめてみたいと思っております。 オオアマドコロについては、突起は明らかに長い等の差があり、本来ならばこれも確かめるべきと思いますが、筆者からは遠隔地にあるため、しばらくは確認ができません。 (2018.4.7 記述) |