- 全体
- 全体2
- 花
- 花2
- 花3
- 花4
- 蕾
- 葉
- 葉2
- 葉3
- 葉4
- 葉5
- 茎
- 芽だし
- 本種との比較
- 新たな考察
- 参考1
- 同・葉
- 参考2
- 同・葉
世界遺産を背景にすると、いつものアマドコロと違って見えました。
(2014.5 山梨県忍野村)
花被の先端だけ緑色で、その部分だけ開きます。
(2013.5 千葉市)
花被片は合着して、先端だけ裂けています。基部は膨らまない。
(2016.4 千葉市)
花柱の先端は花被片と同じ位の長さか少し短いようで、横からは見えません。
写真は花が3つついたやや希なもの。(2013.5 千葉市)
(2017.5 千葉市)
花は葉に包まれていて、葉が展開する順に垂れ下がり、開花する。
(2017.5 千葉市)
葉は茎を抱き、"節"のような部分を経てそのまま沿下するような感じ。
"節"の部分は赤いものが多く見られる。(2017.5 千葉市)
葉裏は白い。枠部分を拡大すると・・・葉3タブへ
(2015.5 千葉市)
一番下の葉は鞘状。
(2017.5 千葉市)
茎には稜があり、触るとよくわかりますが、見る角度によってはわかりにくい。
(2015.5 茨城県阿見町)
一般的に葉裏の小脈上に突起のあるものはヤマアマドコロ、オオアマドコロとされていますが、少なくとも私が確認した関東・新潟・東北のもの全てで突起がありました。西日本のものは見ていないので、一概に同じもとは言えませんかが、 アマドコロ - ヤマアマドコロ - オオアマドコロ は多分に連続的に感じます。 |
本種と同様の変種であるヤマアマドコロにつき、葉裏の小脈上に見られる突起と同一の構造体が、葉裏の全面にあることがわかり、それが葉裏が白く見える理由と判明しました。(詳細はヤマアマドコロのページを参照) 本種についても、同様に葉裏は白く、一般的なマクロ撮影では写らない、ごく微細な同様の構造体(径30-35μm)が葉裏全面にあると推察されるに至りました。 従って、両種は小脈上の突起での差異は小さく、この違いで両種を区別するのは難しいと思うに至りました。 この推察を裏付けるため、近日、本種の葉裏の等倍撮影ににチャレンジしてみたいと思っております。
|
菅平で見られたもの。外観はふつうのアマドコロ。
(2018.6 長野県菅平)
ここのものの葉裏脈上の突起は太くて顕著でした。
(2018.6 長野県菅平)
赤城山のもの
(2018.6 群馬県赤城山)
葉裏。ここのものは突起は細く、低い。
2018.6 群馬県赤城山)