ヒメヤシャブシ Alnus pendula

2024.5.31 更新

ヒメヤシャブシ

分類
カバノキ科 ハンノキ属
植生環境
山地
開花時期
3-5月 多雪地の崩壊地など
地域
中国・四国以北
特記
 -
特徴
2-7mになる落葉小高木。樹皮には皮目が見られます。
葉は3-10cmの狭卵状披針形、側脈は20-26対、重鋸歯があり、基部はまるい。葉裏脈上に伏毛が見られます。
花は葉の展開と同時に咲き、雄花序は4-6cm、雌花序は雄花序の下方に3-6個付きます。
備考
エングラー : カバノキ科
類似種
ヤシャブシ : 葉の側脈は13-17対。
ハンノキ : 葉の鋸歯は低く目立たない。
撮影地
2018.6 秋田県鳥海山  他

ヒメヤシャブシ

多雪地の日当たりの良い山地帯上部などでよく見かけました。 (2024.5 新潟県十日町市)

ヒメヤシャブシ

長く垂れ下がるのが雄花序。右に小さく伸びるのが雌花序。すでに果期に入っていると思われる。小枠は花期の雌花。 (2019.6 新潟県十日町市 / 2024.5 群馬県みなかみ町)

ヒメヤシャブシ

(2018.6 秋田県駒ケ岳)


ヒメヤシャブシ

葉は狭卵状披針形、側脈は20-26対。縁に重鋸歯・・・突起状でした。 (2018.6 秋田県鳥海山)