カキノキ Diospyros kaki


カキノキ

分類
カキノキ科 カキノキ属
植生環境
開花時期
5月  
地域
本州以南 (古い帰化種)
特記
 -
特徴
果樹としてよく知られますが、逸出も見られます。
丈は10mほどになる落葉高木。雌雄雑居*する。
葉は互生し、7-15cmの広楕円形~卵状楕円形、先は急に尖り、縁は全縁、裏面に短毛があります。
雄花は多数付き、長さ5-10mmの鐘形、花冠4裂、雄しべは16個。雌花は少数で、長さ12-15mmの広鐘形で退化した雄しべもあります。萼は大きく、花後も残ってカキの「ヘタ」になる。
備考
エングラー : カキノキ科
類似種
マメガキ / リュウキュウマメガキ : 雌雄別株。若い枝ははじめ毛はあるが後に無毛。
撮影地
2017.10 千葉市

カキノキ

雌雄雑居・・・事実上の同株。 (2018.5 千葉市)


カキノキ

左:雌花 萼片が大きい。 右:雄花 ひとまわり花が小さい。若い枝には縮れた毛がある。 (2018.5 千葉市)


カキノキ

雌花は葉腋に短生し、萼片は大きく広卵形。 (2018.5 千葉市)


カキノキ

雄花は数個ずつ付き、長さ8mm、16個の雄しべがある。 (2018.5 千葉市)


カキノキ

葉は広楕円形~卵状楕円形、葉裏に毛がある。 (2018.5 千葉市)