マメガキ Diospyros lotus


マメガキ

分類
カキノキ科 カキノキ属
植生環境
開花時期
5-6月 光陽地
地域
外来種 (中国~南欧原産)
特記
 -
特徴
高さ10mを超える落葉高木。雌雄別株。
葉は6-14センチの楕円形~長楕円形、基部はやや鋭形、裏面には軟毛があってやや白い。柄は0.8-1.3cm。
花は長さ約5mmの鐘形で、先は4裂します。果実は径1-2cmで、熟すと食べられます。
未熟な果実から柿渋を取る為に栽培されることがあり、しばしば逸出しているようです。
付記
柿渋は防水、防腐、防虫剤として古くから用いられ、木材の下塗りや和傘や団扇等で用いられてきた。
備考
エングラー : カキノキ科
類似種
リュウキュウマメガキ : 葉の基部はやや円形、葉裏は無毛、柄は1-3cm。
カキノキ : 雌雄雑居。若い枝に毛がある。果実は3-8cm。
撮影地
2019.6 長野県上田市  他

マメガキ

リュウキュウマメガキと比べて花冠の長さが少し短いように感じましたが・・・。 (2019.6 長野県上田市)


マメガキ

葉は楕円形~長楕円形、基部は鋭形、柄は0.8-1.3cm、葉裏に毛が見られる。 (2019.6 長野県上田市)


マメガキ

この果実から柿渋を採取するために各地に植栽されたようです。 (2021.10 千葉市)


マメガキ

径は1-2cm、実測1.8cm、先端に花柱が残っていました。霜にあたると黒くなり、甘味が増すそうです。