リュウキュウマメガキ Diospyros japonica


リュウキュウマメガキ

分類
カキノキ科 カキノキ属
植生環境
山地
開花時期
6月 日当たりの良い斜面
地域
関東以西
特記
 -
特徴
8-10m、時に15mになる落葉高木。雌雄別株。
樹皮には皮目があり、成木では縦に浅く裂けます。
葉は6-18cmの広卵形~狭卵形、又は長楕円形、先に急に尖り、基部はやや円形、全縁、葉表には光沢があり、葉裏は粉白を帯びます。柄は1-3cm。
花は新枝の葉腋に付き、雄花はふつう2個ずつ、雌花は1個ずつ付く。雄花は長さ5-8mm、雌花は雄花より大きく、萼裂片も大きい。花冠は壺形で先は4裂し、裂片は反り返ります。
備考
エングラー : カキノキ科
類似種
マメガキ : 葉柄は0.8-1.3cm、葉の基部は鋭形で裏面に毛が残る。
カキノキ : 雌雄雑居。若い枝に毛がある。果実は3-8cm。
撮影地
2018.6 千葉県鴨川市  他

リュウキュウマメガキ

雄株。花は葉腋に数個ずつ付く。 (2018.6 千葉県鴨川市)


リュウキュウマメガキ

雄花。先は4裂し、反り返ります。雄しべは16個。 (2018.6 千葉県鴨川市)


リュウキュウマメガキ

雌株。花は葉腋に1つずつ。 (2018.6 千葉県鴨川市)


リュウキュウマメガキ

雌花。雄花より大きい。 (2020.6 千葉県鴨川市)


リュウキュウマメガキ

熟すちょっと前のもの。径2cmほど。 (2020.10 千葉県鴨川市)