ヤブツバキ Camellia japonica
(品種) シロバナヤブツバキ

2023.9.2 更新

ヤブツバキ

分類
ツバキ科 ツバキ属
植生環境
海岸 里 山地
開花時期
11-12月 または 2-4月  
地域
本州以南
特記
 -
特徴
常緑高木。丈はユキツバキより大きく、5-6m。、葉は互生し、5-10cmの長楕円形~卵状楕円形で先は尖り基部はくさび形~円形、鋸歯は細かく浅い。
花は枝先の葉腋に付き、径5-7cm、花弁は5個で斜開します。白花もあります。果実は2-2.5cmの球形。
白花はシロバナヤブツバキと呼ぶ。
備考
エングラー : ツバキ科
類似種
ユキツバキ : 葉はやや薄く、鋸歯が鋭く、花弁は平開。日本海側積雪地で見られる。
サザンカ : 花弁は平開、雄しべは筒状にまとまらず、萼は早落。花弁がバラバラに散る。葉は小型。東日本には自生しない。耐寒性はない。
カンツバキ : サザンカの園芸種で花弁が10個程度~以上ある。耐寒性があり、一般にサザンカと呼ばれて植栽され、逸失しているもの。
参考
中国名のツバキは「山茶(山茶花)」でサザンカの語源。サザンカは「茶梅(茶梅花)」。「椿」は「チャンチン」のこと・・・ニワウルシに似たセンダン科の落葉高木。
撮影地
2018.2 千葉県鴨川市  他

ヤブツバキ

花弁は平開せず、碗状になる。 (2023.3 千葉市)


ヤブツバキ

葉は5-10cmの長楕円形~卵状楕円形、鋸歯は浅く、ユキツバキのような鋭さはない。果実は径3-4cmのほぼ球形。 (2023.6 千葉市)


(品種) シロバナヤブツバキ f. leucantha

ヤブツバキ

白花品。 (2020.1 千葉県館山市)