オオハンゴンソウ Rudbeckia laciniata
(園芸品種) ハナガサギク

オオハンゴンソウ

分類
キク科 オオハンゴンソウ属
植生環境
里 山地
開花時期
7-9月 林縁 草地
地域
外来種 (北米原産)
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
各地で大繁殖していて、駆除が進められています。
丈は1-3m、下部の葉は羽状に5-7深裂し、裂片に鋸歯があり、基部には柄があります。上部はしばしば鋸歯状で短柄があるか無柄。
頭花は枝先に1つずつ付き、径6cm、舌状花は10-14、筒状花は黄緑色で筒状に盛り上がります。
筒状花が舌状花に変化したものはハナガサギクと呼ばれます。
備考
エングラー : キク科
類似種
アラゲハンゴンソウ : 葉は深裂せず、茎や葉に粗い毛がある。筒状花は円錐状に付く。
オオミツバハンゴンソウ : 下部の葉は3深裂、上部の葉は披針形で翼のある短柄がある。
撮影地
2007.8 新潟県妙高市  他

オオハンゴンソウ

頭花は半球状です。舌状花はふつう10-14。筒状花は多数あり、全体が筒状に盛り上がっています。 (2016.8 栃木県日光市)


オオハンゴンソウ

総苞片は2列。 (2016.8 栃木県日光市)


オオハンゴンソウ

葉は羽状深裂、葉表に粗い毛が散生。葉裏にも粗い毛が多く見られた。 (2016.8 栃木県日光市)


(園芸品種) ハナガサギク 'Hortensis'

アレチハナガサ

筒状花が舌状花に変化したものはハナガサギクと呼ばれます。従来は ver. hortensis とされていましたが、園芸改良種の逸失と判明したようです。 (2016.8 栃木県日光市)