ツガルコウモリ Parasenecio hosoianus


ツガルコウモリ

分類
キク科 コウモリソウ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-9月 草地
地域
青森
特記
 -
特徴
この10年くらいで見つかったコウモリソウ。
丈は最大で2mほどになり、葉は偏5角形状の腎円形でごく浅く5裂、先端が短く尾状に尖り、側裂片も尾状に尖り、葉柄は茎を抱きますが、耳部は大きくない。
頭花は茎頂に円錐状に付き、総苞片は8個、小花は10-14個。
備考
エングラー : キク科
類似種
ミミコウモリ : 葉の基部が耳状に張り出し、総苞片は5つ。
オガコウモリ : 総苞片は5-6個、小花は5-9個、葉柄の基部の耳部は小さい。
コバナノコウモリソウ : 総苞片8個で同じだが、葉は茎を抱かない。
撮影地
2012.8 青森県外ヶ浜町

ツガルコウモリ

丈は2mくらいになることもあるそうですが、写真のものは海岸に面してあり、1m未満でした。 (2012.8 青森県外ヶ浜町)

ツガルコウモリ

筒状花は10-14個。総苞は10-11mmで片は8個、よく似たミミコウモリは5個。 (2012.8 青森県外ヶ浜町)

ツガルコウモリ

葉は偏5角状腎円形で、ごく浅く裂け、先端が尾状に短く尖り側裂片も尾状に尖ります。柄には翼があり、茎を抱きます。 (2012.8 / 2015.8 青森県外ヶ浜町)