セイタカハハコグサ Pseudognaphalium luteoalbum

2024.10.4 更新

セイタカハハコグサ

分類
キク科 ハハコグサ属
植生環境
開花時期
4-10月 草地 荒れ地
地域
外来種 (欧州原産)
特記
 -
特徴
ハハコグサの基準種ではないかとも言われる植物。
丈は60cmほど、全体に綿毛があって白っぽい。茎は基部で多数分枝し、それぞれ直立します。葉は狭卵形~倒狭倒卵形~線形で全縁、柄はなく、両面に綿毛が見られます。花期には根生葉は見られません。
頭花は茎頂で少し枝を分け、それぞれに10個程度の付けます。頭花は筒状花からなり、筒状花は黄色、総苞に綿毛は少ない。
備考
エングラー : キク科
類似種
ハハコグサ : 花序は全体として黄色く見え、総苞片は3列。
チチコグサモドキ : 頭花は上部の葉腋に短く穂状~総状。
撮影地
2015.10 千葉市  他


基部でよく分枝し、それ以上はほとんど分枝しないか、時に上部で枝を分けます。 (2015.4 千葉県松戸市)


セイタカハハコグサ

頭花は枝先に10個程度ずつ付き、総苞は膜質で褐色を帯びています。 (2015.10 千葉市)


セイタカハハコグサ

葉は狭卵形~狭倒卵形~線形、全縁、両面に綿毛が見られます。 (2015.10 千葉市)


セイタカハハコグサ

茎の基部付近でよく分枝し、株は短く匍って立ち上がる。 (2022.4 千葉市)


(参考)

セイタカハハミグサ

あまりに多くの花茎を立ち上げていたので、疑念は残るが・・・本種ではないとしたら・・・は思いつかない。これが夏姿なのかもしれない。田んぼを残土で埋め立てた場所で見られた。 (2015.8 千葉市)