ウスユキソウ Leontopodium japonicum var. japonicum

2024.10.8 更新

ウスユキソウ

分類
キク科 ウスユキソウ属
植生環境
山地上部 亜高山 高山
開花時期
7-10月 草地 礫地
地域
全国 但し本州以外は点在
特記
 -
特徴
丈は25-50cm、茎葉は4-6cmの披針形~狭楕円形で無柄、葉表には少し綿毛があって白緑色、裏面は綿毛が密生します。茎にも綿毛が密生。
頭花は茎頂にまとまって付き、柄があり、総苞径5mm、総苞片3列。頭花群のまわりを茎葉よりやや小さい苞葉が囲みます。
ご注意
典型的なもののみを掲載しています。
備考
エングラー : キク科
類似種
ハッポウウスユキソウ : 葉が斜上するように付きます。
ミネウスユキソウ : 全体に小型で、頭花に柄がないかごく短い。
カワラウスユキソウ : 茎は固く、葉は小さい。頭花もまばらで少ない。
撮影地
2008.7 長野県湯の丸高原  他

ウスユキソウ

花柄があって、ミネウスユキソウに比して頭花がややバラける印象があります。咲き始めではまとまっていることも多く、誤りやすい。 (2012.9 山梨県甲州市)



頭花に柄があり、バラけて見えます。矢印が頭花の柄。赤矢印は小花序の柄。 (2008.7 長野県湯の丸高原)