ヒロハホウキギク

top
キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
丈は150cmくらいになります。葉の幅が広く、短い柄があって茎を抱きません。分枝する茎の角度が水平に近い鈍角(60-90度)であることなどが特徴です。
頭花は大きく、筒状花の冠毛が花筒より短い。花数は多い。
ホウキギクとの雑種はムラサキホウキギク、オオホウキギクとの雑種はオソザキホウキギクと呼ばれます。

(2015.10.5) シオン属より移動

 

2020.9.3 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 葉3
  • 比較
  • 比較2
  • 比較3

ヒロハホウキギク-全体

側枝が大きい角度で斜上します。
(2018.9 静岡市)

ヒロハホウキギク-全体2

(2012.10 千葉市)


ヒロハホウキギク-全体

(2016.10 千葉県木更津市)


ヒロハホウキギク-花

花序はよく分枝し、多数の花を付けます。舌状花はピンク色を帯びます。
(2010.10 千葉県館山市)

ヒロハホウキギク-花2

上から見て冠毛は見えません。
(2016.10 千葉県木更津市)

ヒロハホウキギク-花3

総苞片は線形で細い。
(2016.10 千葉県木更津市)

ヒロハホウキギク-実

そう果は淡褐色、冠毛はそう果の1.5倍長。
(2016.10 千葉県木更津市)

ヒロハホウキギク-葉

葉はふつう中間部の幅が最も広いですが、上部の葉は線形になっていました。
(2016.10 千葉県木更津市)

ヒロハホウキギク-葉2

葉の基部は柄状・・・と図鑑に記載されていましたが、柄状になるのはおそらく下部の葉で、
果期にはほぼなく、中間部以上は少し茎を抱く印象でした。(2016.10 千葉県木更津市)

ヒロハホウキギク-葉3

葉の縁には痕跡的な鋸歯が見られました。
(2016.10 千葉県木更津市)

ヒロハホウキギク-茎

茎は赤身を帯びるものが多く、広角度で横に伸びていました。
(2016.10 千葉県木更津市)

ヒロハホウキギク-比較

左:本種 右:ホウキギク 本種は横に拡がる
(2020.9 千葉県栄町)

ヒロハホウキギク-比較

左:ホウキギク 右:本種 花の大きさもさることながら、
総苞片の幅に違いがある。(2020.9 千葉県栄町)

ヒロハホウキギク-比較3

左:ホウキギク 右:本種 大きさが2倍違う
(2020.9 千葉県栄町)