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八方尾根の八方集落側は、概ね標高1000m以上が蛇紋岩ですが、 標高1300m付近から本種と思われるものが見られました。(2014.9 長野県八方尾根)
八方尾根稜線部の標高1800m付近にあった小型のもの。
(2014.9 長野県八方尾根)
「花は紫色を帯びる」というこはこういうことだとしたら、
デジカメでは撮影条件や画像処理、モニタの発色で正しく表現できるか難しいところ。
自分でも疑心暗鬼。(2014.9 長野県八方尾根)
別の株のもの。総苞片は開出して反り返る。
(2014.9 長野県八方尾根)
茎は強い赤身を帯びるものが多く見られました。写真のものは
やや極端なものかもしれない。(2014.9 長野県八方尾根)
八方尾根には本種の他にダイニチアザミ、オニアザミ、ハッポウアザミ、タテヤマアザミ、更にナンブアザミもあると思われます。 前回(2013.8)本種に疑問が多数残されたので、今回(2014.9)は標高2000m近い八方山から黒菱ゲレンデを下ってみました。ダイニチアザミとオニアザミ、ハッポウアザミ、タテヤマアザミは草姿が違うので、判別は難しくありませんでしたが、ナンブアザミと本種はやはり今年も釈然としませんでした。「花色」という決定的な特徴が、肉眼で判断しにくい(同じにしか見えない)というのが主たる理由で、草姿には決定的な差異はないのではと思われます。 ただし、茎の赤味の強いものに「紫色の花」が発現している可能性が高いという印象は受けました。 今回も<暫定>のまま掲載することにしましたので、掲載した写真にナンブアザミが含まれている可能性があることをお含み置きください。 |