シロバナタンポポ

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キク科 Asteraceae
キク科 Compositae
西日本に多いクリーム色のタンポポです。他のタンポポ白花ではなく、独立種。 葉がやや立ち上がる傾向が見られます。
総苞は明るい緑色で長さ16-19mm、総苞片には角状の突起があり、開出、ふつう外片は卵状長楕円形~卵形で内片の1/2より長い。
2倍体タンポポとの交雑が見られることがあります。
なお、以前は分布の東端は神奈川・湘南付近でしたが、現在は千葉県内もさほど珍しくない。

 

2017.3.22 更新
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  • <参考>

シロバナタンポポ-全体

沢山群生していて驚きました。左後ろの羽状でない葉はスイバと思われます。
(2017.3 千葉市)

シロバナタンポポ-全体2

(2017.3 千葉市)


シロバナタンポポ-全体

沢山群生していて驚きました。左後ろの羽状でない葉はスイバと思われます。
(2010.4 千葉県四街道市)

シロバナタンポポ-花

(2016.2 千葉市)


シロバナタンポポ-花2

花色はやや黄色みを帯びます。
(2017.3 千葉市)

シロバナタンポポ-花3

総苞中・外片は開出し、先端に突起があります。外片はやや短い。
(2015.4 千葉市)

シロバナタンポポ-花4

(2009.5 千葉市)


シロバナタンポポ-花5

本種も3倍体ですので、単為生殖。自家受粉で種子を作る事が出来、
カントウタンポポ等2倍体タンポポと交雑するようです。(2014.3 千葉市)

シロバナタンポポ-花6

舌状花の先端は他のタンポポなどと同様、5裂しています。
舌状花も合弁花である証です。(2014.3 千葉市)

シロバナタンポポ-葉

(2007.4 千葉市)


シロバナタンポポ-参考

交雑を疑うもの。総苞外片の幅が狭く、あまり開出していない。内片も少し短い。
(2016.2 千葉市)